*山本讓二

奥州路 / 山本讓二

淸風산 2010. 1. 25. 03:14

奥州路
作詞:石原信一   作曲:三島大輔     歌:山本讓二


1.
降りだした  にわか雨
急におまえが  泣き出したよで
峠の茶屋の  ノレンを くぐり
喉に冷や酒 流し込む
死ぬなんて 死ぬなんて 馬鹿を言うから
おもわずこの手が 叩いてた
頬の痛みを 覚えているか
生きる望みを 捨てちゃいないか
旅の衣に おもかげ抱けば
きらり遥かに  最上川


2.
石楠花[しゃくなげの]  紅色は
契り交した  あの日のおまえ
白いこよりで  指輪をこさえ
子供みたいに  分けあった
逢えなくて 逢えなくて 逢わずにいても
惚れた心は  離さない
世間(ひと)の噂に 痩せていないか
めぐる季節を 信じているか
旅の荷物は  この恋ひとつ
俺を慰め  蝉しぐれ


旅の衣に おもかげ抱けば
ふいに木漏れ陽 奥州路