男 / 志賀勝 (しがまさる)

男  / 志賀勝  (しがまさる)
作詞：賀川幸生   作曲：賀川幸生    歌：志賀勝 

1.
俺のいい時ゃ　来た奴も
落目になったら　知らん顔
義理も人情も　薄れた時世
何処の男の　夢がある
 

(セリフ)
「あのなあ…　人間ちゅうのは　
義理をかいたらあかん…
ええか兄ちゃん…　人や心や
我れロ先ばっかりで
ええ格好さらしよったら
俺もしまいに おこるぜ。」

2.
受けた恩義は　忘れない
そいつが大事な　人の道
筋を通して　仁義の二字を
後生大事に　抱いてゆく
 

(セリフ)
「他人や他人やんけ
ええか兄ちゃん…
男と女にゃ色恋はつきもんや
惚れた女のためやったら
身体張ったるのが
男ちゅうもんや
それをの能書ばっかり
ぬかしおって　こら
我れ一体　なんぽのもんじゃい」
 

3.
恋に生きるも　また死ぬも
ままよ男の　決めた道
たとえいばらの　人生だって
待てば花咲く　春も来る
 

(セリフ)
「まあ　そうおこるなや!」