昭和浪漫 / 大川栄策

昭和浪漫 / 大川栄策
作詞：オオガタミヅオ   作曲：オオガタミヅオ   歌：大川栄策

1.
風に追われるように   街を歩いてる
痩(や)せた 野良犬も   見かけなくなった
路地の屋台で聴いた　ギター流し歌
そんな風情もまた　消えて行(ゆ)くのですか
小さな手をつないで　夕焼けこやけの道を
歌って帰った   昭和は風の中

2.
裸電球点(とも)した   小さな駅から
夢を枕にして　あの日町を出た
あれから幾年月　時は流れたけど
あの日の夢はまだ   列車の棚の上
貧しかったけれど   みんな元気だった
笑顔と一緒に   昭和は風の中

3.
(振り向けば人生の旅は   半ば過ぎて
歩いて来た道に   悔いはないけれど
遅くなんかないさ　夢をもう一度
追いかけてみようか　少年(こども)の頃のように)
これからが青春です　もうひと花咲かせましょう
思い出つまった   昭和は風の中
昭和は風の中