*多岐川舞子

飛騨の恋文 / 多岐川舞子

淸風산 2010. 6. 20. 15:19

飛騨の恋文 / 多岐川舞子
作詞: 荒木とよひさ   作曲: 德久広司    歌:多岐川舞子


1.
駅舎(えき)に降りれば そこまで冬が
あなた忘れる 旅ひとり
飛騨の白河 夕暮れ橋で
書いた恋文(てがみ)を 千切ったら
あなたの心に 積るでしょうか・・・
涙まじりの ああ 紙の雪


2.
風にひと声 汽笛が絡む
肩に小指に この胸に
飛騨の細道 昨日を捨てに
いくつ足跡 残したら
あなたの想い出 消えるでしょうか・・・
未練ひきずる ああ 恋の糸


3.
紅葉(もみじ)灯りの 手摺(てすり)にもてれ
深いため息 またひとつ
飛騨の三日月 この手に取って
乳房(むね)の奥まで 刺したなら
あなたに抱かれて 死ねるでしょうか・・・
明日(あす)はいらない ああ 月の宿